業務案内 | 末広工業株式会社｜大阪で高精度精密製缶加工・溶接技術なら

打ち合せ

お客様と図面を元に打ち合わせを行います。
受注後更に、製作手順など生産管理部と製造部で入念に打ち合わせを行います。

お客様から頂いた図面をバラシ、材料を手配します。
周辺に多くの協力会社(仕入先･加工先)があり、素材(板)だけでなく、曲げ加工、表面処理など様々な対応が可能な仕入先と連携し、製作の工期を他社より短くしています。

溶接の熱による変形(歪み)を最小限に抑えた溶接を行います。溶接する際に、歪が生じるのを最小限にする為、あらかじめ歪みとは逆の方へ反らしておきます。
溶接することで逆に反らしたものが真っ直ぐになるように冶具を製作しています。
また溶接跡(ビード)の美観にも力を入れております。

溶接ビートとは溶接の際に発生する溶接痕のことを指します。そのままビードを残して強度を保つ場合もあれば食品や製薬向けの製品などは衛生上ビードを除去する場合が多く製品によって様々ですが、どちらにしても綺麗なビードは不可欠です。

外観および寸法検査をはじめ、必要に応じて、水張・機密・非破壊検査などを行います。
写真のタンクは、非破壊検査のPT検査を行った後、タンク接合部(溶接部)から水が漏れないか、満水状態で数時間放置し水張検査を行っております。

社内用の検査書類はもちろんのこと、お客様仕様に合わせた検査書類も作成しております。
寸法･外観検査、膜厚検査、工程写真台帳、ミルシート添付、校正証明書添付等様々な書類に対応しています。

完成した製品はシンナーなどで洗浄し、傷・汚れやもらい錆びが生じないように、養生を施し納品しております。
また小物や付属品等は、段ボールに梱包し中に何が入っているか一目でわかるように、リストやエフなど張り納品しております。

丁寧に積込を行い、運搬中に品物に支障をきたさないよう細心の注意を払い、お客様のもとへ運びます。